イベント難易度シリーズの更新は久々で三回目になります。
依然に
1→花見イベントの難易度
2→ごみ拾いボランティアイベントの難易度
の記事を書いてますので、この記事を読んで良かったと思っていただけた方は合わせて読んでみて下さい(^^)/
このシリーズは各イベントを幹事側の視点で書いてます。
参加者の視点では書かれていませんが、①このイベントはこのような感じで行われるんだな。
②このようなイベントをやるにはこうすればいいのか!
ためにもなると思いますので是非最後までお読みいただければ幸いです♪


①遠足以外で登ったことないから無理。
②毎回毎回山をリードするのは…。登ったことのない山の指揮をとるなんて無理。
と考えている人が大半なのだろうと思い。
LIVEの幹事経験を活かして、登山の知識、登ったことがなくても
登山の指揮をとってうまくできるようになるようにとこの記事を書きます(^^)
登山において幹事をやる方もしくはプライベートで登ろうとする方は、必ずネットを見ると思います。
その代表的なサイトが“ヤマップ”
このサイトに全国の山の難易度、そして往復時間の目安、傾斜等が書かれていて
登りたい山、これから登る山の選定において十分に役立ちます。
しかし、この便利なヤマップですが…これだけを頼りに山に登ろうとすると
大変危険な落とし穴が待っています…(/ω\)
登山準備・登山口編
①山の住所が記載されているのに、ナビで着いたと思ったらどこか分からないところに着いた。
登山口が分からない……。(山一帯が番地の為)
これは一人とかで登る分にはさほど問題はありません。ゆっくり探せばいずれ見つかるからです。
しかし、サークルで多くの人と車を引き連れている場合…。
大変な事になります。
狭い山道では一車線もしくは両側1車線もあるところもあり、
数台を引き連れて登山口を探し山を行ったりきたりするのはかなり無理がある状況となります。
ならば、ネットで登山者のブログを見ようかって思って調べていても
登山口の写真と山までの自然物、山の頂上の写真しか載ってないのがほとんどで、
登山口までのルートを丁寧に説明されているのは、滅多にありません。
なので、必ず事前に登山口まで実際に行って確かめておくことが大切です。
②山で圏外になり、メンバーとの連絡がとれない、遅刻なのか寝坊なのか分からない!!
特に上市の山で起こりやすいのがこの症状。
山の上部から登山口があるところでは、山に入ったら圏外になることが多々あります
どこから圏外になり、圏外が解除になるポイントはどこか見ておく。
また、30分以上遅刻する場合は、待たずに登るなど予めルールを決めておくことで当日のトラブルを防ぐことができます。
いつ来るか分からない状態のなか皆待っているという状態は険悪なムードになりがちです
③山の登山口は一箇所ではない。
何か所かの登山口(一つの山にもいろんな場所から登るコースがあり、コースによって難易度・登山時間が変わる)、
一つの道から右が目的の山の登山道、左が隣の山の登山道という場合もあるので、
登山者のブログで登山口の写真をよく見ておき、同じ写真の登山口を探すこと。
④山に入って登山口に向かう際、軽自動車が動かなくなった!
今は馬力が強い軽自動車が増えましたが、女性が登山に参加される場合には
特に乗っている車がなにか聞いておきましょう。
せっかく来てくれたのに恐怖を与えることになり、登山する前から雰囲気最悪!!
なことになりかねますので、相乗りや迎えに行く等
気をきかせてあげることで恐怖を消すことができます。
⑤自分が最新ナビの場合、古いナビや安いナビでは集合場所が表示されない事を考えておく。
ここに集合!といっても集合場所がナビに表示されないということが過去にありました。
⑥登山口には有名な山でもない限り車を停めるスペースは数台しかない、他の車の通行に邪魔にならないように車の置き場所を考える。
さて、これまで6つの注意点を書きましたが、反って登山へのハードルが高くみえたとは思いますが
集合時間を決めた2時間前までに予め来ておけば、登山口を探す時間等
上記の問題を調べ、皆が出発する前に連絡をすることができるこを考慮。
従って前もって先日に調査しに行く必要はないので大丈夫です(^^)/
⤴富山の中山付近から見える景色
登山準備・予め編
①当日、前日の天気を確認しておく
当日の天気だけでいいのではないか?という人もいるかもしれませんが、
山は湿っぽくて地面が乾き辛く前日に雨が降れば、当日は靴が汚れる可能性があるなと考えておきます。
②コーヒーは当日飲まないことを通知しておく
カフェイン摂取によりトイレが近くなります。必ずコーヒーは朝飲まないように通知しておきましょう。
③予めお手洗いは済ませておく
④男女比は伝えておく
女性が一人とかだった場合は女性が気を使ってしまって可哀想なので、
複数人女性がいることを伝えておくことで安心してドタキャンを防ぐことができます。
過去に女性が6人のときに不安からドタキャンの連続で女性が1人になったので汗。
説得してドタキャンした人を連れ戻したことがありました。
5-1必要なものを予め通知しておく
飲み物はもちろんですが、中級以上の山ではスポーツドリンクを用意してもらうこと。
また、極まれに体力過信からかドリンク持ってこない人もいるので
必ずドリンクを持ってくるように伝えておくこと(登山口で飲み物チェックする)
幹事はスポーツドリンクを1本、携帯栄養食品を予備でもっておくこと。
持ち物→①リュック②スポーツドリンク③タオル④運動靴⑤弁当あるいはコンビニでおにぎり等で充分
5-2山に食堂がある場合には、昼飯はそこで食べるのか、山で食べるのかを伝えておく
5-3登山靴がいるのかいらないのかを予め通知しておく
LIVEはガチサークルではないので、皆が登れることを前提(道具を持っていない人)
としているので登山靴がいるような山は選びませんでした。
女性はスポーツ用の靴を持っていない方が多いので安い登山靴を履いていた方が楽かもしれません。
靴だけならまだしも、私服の格好をしたメンバーの中に完全な登山の格好をした2人という…
見た目が完全に違うので
複雑な雰囲気になり、失敗したなーと後悔したことがあります。
(ヤマップ中級以下の山は私服、運動靴で問題ありません)
⑥集合時間と一緒に登山終了のだいたいの時間を伝えておく

山の選定基準・予備知識編
①往復4時間以内の山を選ぶ。
登山に馴染みのない方、社会人初登山、経験者含め4時間以上山にいると飽きてしまいます。
②新規のメンバーが入りやすいように初級・中級を交互に登る計画にする。
③平地から山に登るタイプが人気
例:尖山(初級)
④ランキングの高い山を選ぶ
例:1位中山(中級) 片道と往復で違うルートで帰ることができるうえに同じ登山口に戻れる。
登りの熟しきった木を見るのもいいが、帰りの景色の良さは圧巻!
ただ、登り始めが一番キツく(傾斜が大きいので)開始10分で挫折しやすい。
ただ我慢して40分ほど登っていけば傾斜が落ち着き楽になる。
登山口まで圏外になるが、登山口隣の馬場島荘がナビに出るので集合しやすい。
⑤山に登れる時期は6月~10月
意外と知らない山の基準。知らずに登ると山に雪が積もっていて靴が濡れる可能性がある。
⑥一年に1回でも山に登っていれば次登るときにかなり楽になる。
筋肉の慣れなのか分からないが初めの年の1回目はかなりキツイ…二回目から全然疲れなくなる。
一回目の登山でも中盤くらいから疲れが緩和してくる。


あとがき
私は登山靴も持っていないし、登山経験は社会人になってからもほとんどありません。
その私が登山の幹事できているのだから、同じように登山経験のないあなたでもきっと登山サークル、イベントをたてることができます(^^)/
とはいえ、初めの1、2回は登る予定の山に一、二週間前にでも予め登って時間を計測したり、トイレ箇所を把握していました。
しかし…登ったことのない山に登るから楽しいのであって、
既に登った山を再度登るのは新鮮味に欠け
結果:幹事が上手くできても、私は楽しむことができなくてそれが伝わってしまって(既に登って下見したことを隠してはいても)
完全にうまくいったとは思えませんでした。
3回目は、それを踏まえて途中まで登る下見。
4回目以降から『集合時間2時間前までに来て登山口を確認すること』に落ち着き、上手くいくようになりました(^^)
(登山口だけならまだしも、集合場所から登山口までのルートを案内できるように覚えていけないので)
プライベート等で車一台で行く分には、ほとんどこれらのことを考える必要はないかと思います(^^)
登山口を見つけることは大事なことなので一番初めに書きましたが、
地図を見て近くにいるのに登山口が分からなくて
探すのにほぼ毎回ハラハラしていました(笑)
軽自動車なので山に登るのが不安ですって言われて
軽自動車って山登れないんだってことに気づいたり、いろいろと学ぶことがありました。
これらを注意しておけば登山イベントは成功するかと思います♬
是非地元富山の山を登って非日常を体験してみませんか?(*^^)v
初級・中級用の登山マニュアルを作ってみました。参考にしていただければ幸いですm(__)m