前回でパワハラの被害者になると自分がいなくなるか加害者がいなくなるまでエンドレスに続くと話しました。
このエンドレスを終わらせる方法①新たに自分より目立つ存在が現れるか⓶加害者を攻撃するか③自分がいなくなるか
後編では、この⓶加害者を攻撃する方法について考察していきたいと思います。
加害者にとって、最も怖いのが影響力のある人間です。影響力がないからターゲットにされてしまいます。
被害者が一気に影響力のある人間に変わる方法があります。
それは、上司(加害者より上の立場の人間)にチクる人間になることです。
でも普通にチクったところで相手にされないパターンも充分に考えられます。
そこでボイレコ(ボイスレコーダー)を使用してみましょう!
方法は、
①ボイレコを胸ポケットにセットしておきます。
注意:パワハラを受けているときに録音ボタンを押すと怪しまれるので、学校や職場に入る前に録音ボタンを押しておきましょう。
そして、学校や職場を出てから録音を停止します。(入ってから出るまで録音のままです)
⓶ボイレコの容量がいっぱいになってきたらパソコンにデータを入れて、また録音できるようにする。
③パワハラされている部分だけ残しておく(余裕があるなら紙に言われたことをメモしておく)
④上司に録音データを聞かせる。
これだけです。
これを聞いた上司は、状況を完全に把握することができます。
そこで上司から言われることは、
①部署やクラスの変更の希望はあるか?あるなら手配しよう。
⓶加害者に言って止めさせるように言っておくよ。
③加害者はこのままこの場にいさせるのはまずいな、加害者を移動させよう。
④考えておく、いつでも相談にのるよ。一緒に解決方法を探そう。
⑤助けてあげたいけど、今忙しくて構ってられないんだ、自分でなんとかしなさい。
以上の5つのパターンじゃないでしょうか。
①~③になればパワハラは終わりますね。
④はまだ進展はありそうですが、⑤になった場合には、
(普通に相談したら⑤の確率が高くなりますが、ボイレコを使うことで⑤の確率は大幅に下がります。)
『それなら他の人に相談してみます』と言ってみましょう。
上司は、自分では何もしてくれなかったが、他の上司なら対応してくれたと。自分の評価を下げることになると思うでしょう。
『待ってくれ、やっぱり協力しよう』となるでしょう。
もしならなかったら上司の上の立場の人間か同等の人間に相談してみるといいと思います。
コツは、その部署とは違う部署の人間、もしくは近い人間ではない立場の人間にすることです!
間違っても相談する人間以外にボイレコを聞かせたり、ボイレコの存在を言ってしまったりしないようにして下さい。
技術職なら事務所の人間等。
この手順で、もし反感を買うようなことがあっても
あいつはボイレコを所持しているから下手なことできない。と思われ
まわりから攻撃されることは少なくなるでしょう。
ボイレコ止めろと言われたら、「私元々覚えが悪いのでボイレコを所持しています」と言っておけば大丈夫です。
もしくは、コンパクト型のウォークマンだと言っておけばいいかと思います。
おまけ
ボイレコはただ証拠を揃えるだけの道具だと思っていたのですが他にこのような効果がありました。
①ボイレコを身に着けておくことで、パワハラを受けた時に『もっとやれ』と思うようになる。
ストレス解消効果があります。
⓶会議や授業で言われたことを聞き逃しても、また聞くことができる。
お薦めするボイレコは、パナソニックのペン型レコーダーです。
これならどこでも忍ばせておけますし、万が一見られても一発でボイレコだと気付く可能性も低いです。
もし状況的にカバンの中でも置いておけるのであればペン型にこだわらず高性能なものを選んでもいいかと思います。
(高性能タイプは、授業や塾の講義での聞き逃しをなくす為に最近では高校生や大学生の購入が多いそうです。)
パナソニックのペン型の特徴
①録音できる距離は、3m以内。
⓶会話がない状態が2秒以上で勝手に録音停止、喋りだしたら録音再開。
(これはかなり便利!!)
③ボイレコから直接パソコンに挿せる。
④ノイズキャンセルができる(周りの雑音を抑える)
⑤コンパクトでお洒落。
⑥内臓容量6G 約400時間の録音。
⑦音楽ファイルを入れて、ウォークマン代わりにできる。
証拠が掴まれたら加害者は言い逃れしても逃げることができません。
又、加害者は、録音データを聞かせられれば自分の声でもパワハラ音声を聞いたらいい気はしないでしょう。
もう完全に被害者の方が立場は上です。
以上。最強のパワハラ対策でした。